アクエリアンブロックトーナメント2011九州・沖縄ブロック決勝大会優勝者インタビュー

このエントリーをはてなブックマークに追加

リンクス400x80

<ある日のブロッコリー>
3みんなあんまり真由美について話してくれなかった…
「・・・・・・」

みなさんあくえりわ。えび@いよいよ梅雨シーズン突入です。
先日の「カードゲーム感謝祭2011春」へご来場いただきました皆様、誠に有難うございました。
当日はあいにくの雨でしたが、非常に多くの方にご来場いただき感謝感謝です。

今週末は四国で「アクエリ祭り」!
えびはお留守番なのですが皆さんのご参加お待ちしております!

それでは今回は22日に行われた九州・沖縄ブロックの優勝者インタビュー、ならびにデッキ分布です~

先にイベントでのデッキ分布をご紹介。
まずは「アクエリアンブロックトーナメント2011九州沖縄ブロック」です。

当日予選
E.G.O.…25%
阿羅耶識…12.5%
WIZ-DOM…6.3%
ダークロア…18.7%
極星帝国…12.5%
イレイザー…25%

決勝大会
E.G.O.…21.4%
阿羅耶識…10.7%
WIZ-DOM…10.7%
ダークロア…25%
極星帝国…10.7%
イレイザー…21.4%

E.G.O.と阿羅耶識が多かった中国ブロックから一転。
当日予選はE.G.O.とイレイザーに人気が集まりましたが、九州ブロックで気になったのはやはりダークロアの使用率。
当日予選では3番目の人気、決勝トーナメントでは1番人気の使用率でした。
「修行者の魂」の女神シリーズを主軸にしたものや霧の魔物で攻める“クレメンティーナ・キュリヴナ”デッキ、「タナトスの器“小此木 詩愛”」のエフェクトとダークロア得意のパワーコントロールを組み合わせたデッキなどなど、いろいろなデッキが見られました。
他地区で優勝している極星帝国中心デッキや、人気の高い阿羅耶識のデッキの使用率はちょっと低めです。

参考までに「中井まれかつカップ」の分布も記載しますね。(インタビュー掲載は後日になります)

E.G.O.…13.5%
阿羅耶識…21.9%
WIZ-DOM…13.5%
ダークロア…14.6%
極星帝国…19.8%
イレイザー…15.6%
その他(キャラビートなど)… 1%

3人チーム戦でしたが、こちらは阿羅耶識が唯一の20%台にのる使用率。
関東ブロック決勝の成果を受けてか、霊能者中心のデッキだけではなく、ドラグーンデッキの使用率も上がっていました。
2番手は関東ブロック決勝で優勝した極星帝国デッキ。実績のあるアンデッドデッキは大人気です。
3番手にはイレイザーデッキ。九州・沖縄ブロックで人気だったダークロアは4番手です。

この結果を踏まえて、今週ははたしてどんな結果になるんでしょうか?

それでは優勝者インタビューです~

アクエリアンブロックトーナメント2011九州・沖縄ブロック決勝大会優勝者:ヒデ(スナフキン)さん

 
※昨年度優勝者の象徴である甚平に手をする瞬間を激写(お二人はとても仲良しです)

Qあなたのアクエリ歴はどのくらいですか?

10年

Qあなたの好きな勢力・得意な勢力を教えてください。

WIZ-DOM

Q今回の大会で優勝した感想は?

久々のBT優勝で本当にうれしいです。
今日のために綺羅さん(同大会3位)達とチーム内でランキング戦をやったりした成果が出たので良かったですね。
孔明なんて居ない。

Q今大会で使用したデッキをどんな風に使うのか、またはデッキの特徴教えてください。

3ターン目に4コスト用意して女神(カード名称に女神を含むネームレベルブレイクカード)を2体出し、4ターン目にアルカード(ダークネスブラッド“レイ・アルカード”)アドバンテージを広げます。
デメテル(秋を告げる女神“デメテル”)がいるときのアルカードの強さは素晴らしいので、それを目指しましょう。
悪魔の騎士はバインドXやイニシアチブを消すために役に立ちました。

Qアクエリアンエイジチャンピオンカーニバル2011への意気込みをお願いします。

優勝してあさぎ桜先生のイラスト(のプロデュースPRカード)を!

++++++++++++++++

ヒデ(スナフキン)さん、有難うございました。
地元のアクエリ仲間とブロック決勝のために調整を続けてきたというヒデ(スナフキン)さん。
見事成果がなって優勝の座をゲットしました。

今回のヒデ(スナフキン)さんのチョイスしたデッキは、カード名称に女神を含むカードを軸に、
「ダークネスブラッド“レイ・アルカード”」や女神系カードで戦うデッキです。
コメントにもある通り、「秋を告げる女神“デメテル”」がこのデッキのキーカードの一つ。
デメテルはギリシャ神話の豊穣の女神なわけですが、アクエリアンエイジでもマインドブレイカーに実りを与えてくれる存在。
場に登場するとオーナーにドロー+2で毎ターン引くカードを増やしてくれる上に、さらに全てのプレイヤーのブレイクカードのコストを手札に戻してくれます。
“レイ・アルカード”のような超大型ブレイクの場合、場に出すにもかなりのコストが必要。ファクターさえ足りればより早い段階から出したいですが、コストが重すぎて場に出したらパワーカードがすっからかん!チャージXのスキルも足りない!なんてことになってしまうことも。
ですがブレイクカードのコストが手札に戻るならば、そのままパワーカードに再利用することが可能です。
応用すると、チャージXでパワーカードとしてセットした中身のわからないカードからコストを支払ってブレイクし、戻ったコストにキーカードならそのまま使ったり手札に残し、いま必要のないカードならばそのままパワーカードにってこともできます。
また、初期手札や序盤のドローで引いた、中盤や後半まではなかなか使えないカードを最初に倒されづらいキャラクターにパワーカードとしてセットし、この能力で必要な時にブレイクして手札に戻すってこともできちゃいます。
そしてもう1つはアビリティ。“デメテル”は、“デメテル”自身以外のカード名称に「女神」を含むブレイクしているダークロアのネームレベルキャラクター全てに、チャージ2のスキルを与えて精神力・攻撃力・耐久力を1ずつ上昇させます。
このアビリティ、「修行者の魂」に収録されているE.G.O.や阿羅耶識などは関連のある4人組に効果を発揮するパターンが基本なのですが、ダークロアは「女神」の文字が含まれていれば4人組以外の「女神」でも問題ありません。
ヒデ(スナフキン)さんは補給線を持った中型の中から、阿羅耶識のパーマネントカード・プロジェクトカード・ファストカードに対抗能力を持った「女神“キュベレイ”」と、エフェクトコストを手札に戻せる「水の女神“サラスヴァティ”」をチョイス。
“デメテル”のアビリティとの相乗効果で、かなりの手札とパワーカードが準備できるようになります。
ダークロアならば通常のバトルでは早々負けませんし、除去などによって捨て札になってしまう場合も“レイ・アルカード”はバインド2を持っているので、パワーカードさえしっかりセットされれば回避することが可能です。

“レイ・アルカード”をブレイクしつつ相手の場の強力なブレイクカードを1枚捨て札。アビリティの効果で相手が強ければ強いほどパワーカードがセットされる可能性が上がるので、パワーカードがセットされたらまずは1回~2回程度アタック!
そしてパワーカードフェイズで最大までパワーカードをセットし、次のターンも攻撃!相手のダメージ置き場が10点に届きそうになったら「ベルゼバブの渇望」でパワーカードを0に調整しつつ打点を上げてペネトレイトで貫通攻撃でフィニッシュ!!
万が一のために、重要なキャラクターが捨て札されそうになった時用の「超回復」、除去しきれない強力なネームレベルを相手の勢力エリアへ退ける「エリスの黄金林檎」もチョイス。
今回のブロックトーナメントではプロジェクトカードやファストカード、パーマネントカードをカウンターするカードを入れているデッキが少ないため、「エリスの黄金林檎」がそのまま素通しになって大ピンチに、なんて局面も結構ありました。
また、“明音 鈴”デッキや極星帝国のアンデッドデッキで見ることの多いペネトレイトやイニシアチブ、ミラー戦や足回りは異なるもののアタッカーとして相手の場に並ぶ可能性のある“レイ・アルカード”などのバインドXのスキルなどを封じることができる「悪夢の騎士」もデッキに。
また、同色で“レイ・アルカード”の入っているをデッキ意識して、相手の展開を妨害するために「甘えさせ悪魔」を採用しているのも面白いです。
序盤から手札やパワーカードといったリソースの確保しっかりと行うことをベースに、環境で流行しているデッキに合わせてしっかりと調整、構築してきた成果と言っていいでしょう。おめでとうございました!

それでは今回はこのへんで。みなさんまたあくです~

トラックバックURL :
コメントはありません