こちら株式会社ブロッコリー カードゲーム部 カードゲーム課 & Aquarian Age Staff Blog 「ブログに書いておきますね」

『暗黒卿の秘儀』の発売が待ち遠しい今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

　さて本日は、2月19日(土)に発売します、モンコレの名を冠した小説『モンスター・コレクション テイルズ』のご紹介をしたいと思います。
　

　『紅河宮の精霊』『聖晶塔の宝鍵』のパック内でも告知されておりましたこちらの小説、モンコレとどんな関係があるのか気になる方もいらっしゃるかと思いますが、その説明は25年前に遡ります。

――時は、国民的ＲＰＧ「ドラゴンクエスト」が発売され、「ファンタジー」という物に世間の注目が集まり始めた1986年。
　富士見書房ドラゴンブックより、ファンタジー世界のモンスターたちを解説する文庫本が発売されました。
　グループSNEのメンバーによりモンスターの詳細が記されたその本の名は『モンスター・コレクション』。
　その本格的かつ読みやすい内容は、数多くの読者の絶賛を受け、『スペル・コレクション』や『トラップ・コレクション』などの派生作品や改訂版の発売など、長く愛されるシリーズへと成長していきました。

　そして1997年にその名を受け継いだカードゲーム『モンスター・コレクションＴＣＧ』が発売され、こちらも長く愛されるタイトルに成長しましたのは、皆様もご存知の通りです。

　そう、モンコレの原点は、一冊の本だったのです！

　そして、この度ドラゴンブック25周年を記念し、その伝説の文庫『モンスター・コレクション』が装いも新たに『モンスター・コレクション テイルズ』として復活することになりました！

　ドラゴン、ハーピィ、ミノタウロスにリザードマン。そして『暗黒卿の秘儀』で復活するラミアなど、モンコレTCGでも活躍する幻想世界お馴染みのモンスターたちが主人公となる物語を、安田均先生や水野良先生を初めとした豪華執筆陣が手がける珠玉の短編集です。

　さらに！　この本には気前よく、なんと2枚のPRカードが特典として封入されています。
　そのうち1枚がこちら、イラストパラレルの《迷宮王オズボー》！

　元祖オズボーを彷彿とさせる、頬杖をついたポーズとアンニュイな表情がステキですね。
　ミノタウロスの新たな可能性を感じさせる1枚ですが、なぜ女の子なのかが気になるところ。それは是非小説本編をご覧頂ければと思います（ちなみに、小説に登場するこのキャラが「オズボー」という名前ではありません）。

　……それにしても、こんな可憐な美少女が牛の群れを率いて戦うなんてテンションあがりますね。
　弊社スタッフもカードを見た時に思わず「俺のオズボーがこんなに可愛いわけがない！」と大変ギリギリな発言をして、あやうく社内問題になりかけた程です。

　そしてもう1枚は、中村博文先生が描かれる《エウリアレ》。『暗黒卿の秘儀』の新種族「ラミア」のカードが、早くもＰＲカードとなって登場です！

　きになる発売日は2月19日（土）。
『暗黒卿の秘儀』の翌日というグッドなタイミングですので是非、合わせてお買い求めください！