こちら株式会社ブロッコリー カードゲーム部 カードゲーム課 & Aquarian Age Staff Blog 「ブログに書いておきますね」

さあ、いよいよ夏のモンコレ新セット伏龍殿の覇者発売日まで後3日です！
事前にカードの内容を知っている中の人でもワクワクが止まらないのですから、みなさんはもっとワクワクしていることと思います。
今回の担当はブロッコリーのモンコレ担当久保田です。
第7回となる今回は伏龍殿の覇者の戦闘スペル、アイテム、地形から1枚ずつ紹介していきたいと思います。
それでは、早速カードの方をどうぞ！

●カウンター・ストライク

土属性に強力な[対抗]戦闘スペルの登場です。
その名も「カウンター・ストライク」。
名前の通りに「チャージ」や「ディフェンダー」で攻撃してきた相手にキツーいカウンターでお返しします！

[対抗]で【10】ダメージは強力ですが、その代わりに対象となるユニットは「チャージ」や「ディフェンダー」を持っていなければいけません。
「チャージ」や「ディフェンダー」を持つユニットは多いですが、それでもすべてのユニットが持っているわけではないので、うまく使うにはもう一工夫必要です。
手っ取り早い方法としては「エポナ」や「七つの海の王子」のような「チャージ」や「ディフェンダー」を与える特殊能力を使うことです。
特殊能力ですから使いべりもしませんし、自軍ユニットに使って「チャージ」や「ディフェンダー」を与えられるので、汎用性が高くていいですね。
1度きりの使い捨てですが「アダマンタイト・リベンジ」と組み合わせるのも面白いです。
「スペル：土土」を消費してしまいますが、「エポナ」や「七つの海の王子」がいる状態だと対戦相手は「あ、カウンター・ストライクあるかも…」と警戒します。
しかし、「アダマンタイト・リベンジ」で手札から対抗すれば、相手も警戒しておらず不意を突くことができるでしょう。

使うのに一工夫いりますが、使いこなせれば効果は大きい「カウンター・ストライク」。
ぜひ使ってみてください。

●嘆きの石

名前を見て「おや？」と思った方、正解です。
現在、富士見書房様より好評発売中の「烙印ゼミナール」で登場したアイテムが「星剣姫の烙印」の「精霊殺し」に続いて登場です。

効果はなんとビックリ「儀式」の回収です。
ユニット1体にダメージを与えつつ、「儀式」を回収できるという、まさに1粒で2度美味しい装備品です。
ポイントは「焔火の女神ブリガンディーネ」の特殊能力などと違って、ユニットが【死亡】する必要がないこと。
ダメージだけ与えれば「儀式」は回収できるのです。
相手が「サンド・カーテン」や「リザレクション」といったカードでユニットを【死亡】から守ったとしても関係ありません。
悠々と捨て山から「儀式」の地形を回収しましょう。

「魔神掌」や「朧月夜」「宝物庫」といった使い勝手のいい「儀式」はもちろん。
伏龍殿の覇者で登場する数々の強力「儀式」を、このカードで回収しながら、思いっきり使ってみてください。

●驚天動地

最後にご紹介するのはシンプルイズベストを体現するかのような「儀式」の地形「驚天動地」。
その効果は単純明快！「地形1つのリミットを＋5する」です。

たったそれだけの効果ですが、その中には恐るべき強さが秘められています。
まず1つは「リミットが増えるということ」。
今まで大型ユニット中心のデックを使ってきた人は「トンネル」に泣かされたことはありませんか？
「魔海神ダゴン」を使っていて、敵軍支配の代理地形に進軍できなかったことは？
そんな時にも、この「驚天動地」があれば全て解決です！
地形のリミットを増やすことで悠々と敵軍支配地形に進軍してしまいましょう。
あ、もちろん「リミットが増える効果」はメインフェイズの終了時までですので、地形の張り替えを忘れずに。

そして、もう1つは「本陣」を除くと書いてません！
つまりこれは、敵軍「本陣」へも使用可能だということです。
対戦相手が自軍本陣のリミットを10までしか埋められない状態で、リミット15分のパーティで攻めることができたなら…。
まさに数の暴力！

最後に…本陣に「リミット：＋5」すれば、リミット15…15は奇数…と、言うことは。
そうです！あの筋肉兄弟の出番です！
本陣を埋め尽くす美肉…あなたもぜひ体感してください。

そんなわけで今回はここまで！
明日はいよいよ最終回！
最後を飾るのはモンスター・コレクションTCGデザイナーの加藤ヒロノリ先生による「伏龍殿の覇者見所解説」です！お楽しみに!!