今週末は感謝祭&お名前募集スタート&アクエリアンブロックトーナメント2011中国ブロック決勝大会優勝者インタビュー

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<最近のえび>
「咳が(ゲホッ)とまりま(ゴホッ)せん(ゲホッ)」

みなさんあくえりわ。先週は1回お休みしてしまってすみません。&先週末のアクエリ祭りの広島・博多会場へご来場いただきました皆様誠に有難うございました。
ゴールデンウィーク直後に引いた風邪をこじらせてまだ咳き込んでいる始末。
今週末も都合上マスクを着けての参戦になるかもしれませんが、ご容赦下さいませ。

そんな今週末は「カードゲーム感謝祭2011春」!みなさん参加の準備はOKですか?
大会、サイン会、ステージなどなど、楽しいイベントがもりだくさんのイベントです。
また、当日は来場者特典の配布もございます。ただし、こちらはなくなり次第終了となりますので、お早めに会場にお越しくださいませ。

アクエリは「中井まれかつカップ」「アクエリランブル」「魔法少女リリカルなのはViVidランブル」の3種類の大会と、「初心者向け体験会」を行います。

アクエリをこれから覚えたいという人や、「魔法少女リリカルなのはViVid」からアクエリを始めた人、「中井まれかつカップ」で優勝を狙いたいという人まで、是非是非遊びに来て下さいね!

>>カードゲーム感謝祭特設ページはこちら

それと、こちらはカードゲーム課からのお知らせ。
カードゲーム課マスコットの名前募集がスタートしました!

応募締切は6月30日(木)まで!採用された方には豪華プレゼントもあるそうなので是非是非ご参加くださいませ~
詳しいページは下記まで!

>>お名前募集中!!

それでは今回は21日に行われた「アクエリアンブロックトーナメント2011中国ブロック決勝大会」の優勝者インタビューをご紹介したいと思います!

・・・ですがその前に。
いつもはピンチヒッター的な動きの時に書いているデッキ分布についてもここでご紹介。
今回は中国ブロックの分布のみ。九州ブロックは後日ご紹介します。

当日予選
E.G.O.…50%
阿羅耶識…0%
WIZ-DOM…0%
ダークロア…0%
極星帝国…0%
イレイザー…50%

決勝大会
E.G.O.…30.8%
阿羅耶識…26.9%
WIZ-DOM…7.7%
ダークロア…7.7%
極星帝国…7.7%
イレイザー…15.8%
6色…3.8%

当日予選は参加者がちょっと少なめでしたので2色のみにわれました。
決勝大会ではE.G.O.デッキがトップ。次点が中国地方の方に愛されている阿羅耶識デッキ。
阿羅耶識デッキの使用者をみても、大半は中国地方の方でした。
3番目がイレイザーデッキ。上2色は他地区でも多かったスチューデントデッキや霊能者デッキ、ドラグーンデッキが多くみられましたが、イレイザーのデッキに関しては、イレイザーアイコンデッキ以外に、マシンデッキやアンドロイドデッキも結構見られました。
そのあとを阿羅耶識・WIZ-DOM・極星帝国が横並びです。
九州はこれがガラッと変わるのですが、これはまた後日。

アクエリアンブロックトーナメント2011中国ブロック決勝大会優勝者:まじんさん

 
Qあなたのアクエリ歴はどのくらいですか?

(SagaI)悠久の処女宮の前に行われたショップ対抗戦ごろから

Qあなたの好きな勢力・得意な勢力を教えてください。

好きな勢力…E.G.O.
得意な勢力…イレイザー

Q今回の大会で優勝した感想は?

全ての対戦で先攻が取れたのは大きかったです。

Q今大会で使用したデッキをどんな風に使うのか、またはデッキの特徴教えてください。

勢力展開でジャンヌ・ダルクをダメージ(置き場)に落として、オフェンシブ・イニシアチブ持ちのキャラクターでアタックするだけ

Qアクエリアンエイジチャンピオンカーニバル2011への意気込みをお願いします。

ハウステンボス以来のチャンピオンカーニバルなので、楽しんでいきたいと思います。

++++++++++++++++
「まじん」さん、コメント有難うございました!

ブロックトーナメントの3会場目となった中国ブロック。
先の大会の結果を受けつつも、例年阿羅耶識率の高いこの地区でしたが、上記の分布の通り今年も2番手の使用率です。
そんな中、「まじん」さんが用いたのはなんと6勢力のデッキ!
その中身はというと、ブレイクカードを場に出すことはほとんどなく、キャラクターカードのみで相手を攻撃するというもの。いわゆる「ビートダウン」のデッキです。
皆さんが単色に寄せたデッキを構成する中で見事に多色デッキで優勝されました。

デッキのまわし方はとてもシンプルに書かれていますが、軸になるのはキャラクターカードとキーカード「オルレアンの少女“ジャンヌ・ダルク”」のコンボ。
「オルレアンの少女“ジャンヌ・ダルク”」には、「このカードがあなたのダメージ置き場にある場合、≪▼を持たない、ブレイクしていないあなたの支配キャラクター全て≫の攻撃力に+1し、シンクロを与える。」という能力があります。
“ジャンヌ・ダルク”が倒れた時に、普段は攻撃的ではない民衆が勇気を出して立ち上がる…といったイメージですが、この能力は書いてある通りアグレッシブのスキルを持っていないキャラクターにしか効果がありません。
このカードと相性がいいのが「皇帝の宝冠」に収録されている「地狐」「ハウスフェアリー」「アーチャーエンジェル」「杖天使」といったキャラクター。
これらのキャラクターが持つスキルは「オフェンシブ」と「イニシアチブ」のみ。
アタック宣言するとコストは手札に戻り、バトルでは先制攻撃ができるのですが、通常の打点は2点です。
ですが、このキャラクターが「オルレアンの少女“ジャンヌ・ダルク”」の恩恵を受けると、ダメージ置き場に1枚置かれていれば攻撃力は3点に。
さらにこの効果は重複しますので、2枚置かれれば4点、3枚置かれれば5点、4枚全て置かれればなんと6点まで上昇します!
攻撃力が6点になると、大型ブレイクでもバトルで負けてしまう程の強さに。
4枚置かれるのはなかなか難しいですが、2枚置かれているだけでも4点なので、勢力によっては十分脅威です。

ではどうやってダメージに置くかというと、その方法は勢力エリア。
勢力エリアにアグレッシブのスキルを持つ攻撃力が高めのキャラクターを複数置くことにより、前述のキャラクターを展開しつつ、「オルレアンの少女“ジャンヌ・ダルク”」がダメージ置き場に置かれるようデッキをがんがんまわします。

キャラクターのチョイスにも注目。オフィシャルホームページにあるデッキレシピをみると、このデッキには上記のキャラクター以外に、「≪本来のコストが0のカード全て≫のコストは1上昇する。」というアビリティを持つ攻撃力2点のキャラクターと、プレイヤーにアタックする場合に攻撃力が上昇する「サイボーグ・デバステイター」を採用。
まず0コストのカードのコストを上昇させるキャラクターは、相手の展開を妨害します。
ですが、このデッキで敵となるデッキの1つは、相手の場が整わないうちに速攻を仕掛けるタイプのデッキ。特に中国ブロックでも多かった、E.G.O.のスチューデントデッキです。
例えば速攻を狙う圧縮タイプの“明音 鈴”デッキは、0コストブレイクでファクターを3まで揃え、3ターン目くらいにパワーカードが2枚セットされているキャラクターを「お風呂系女子中学生“明音 鈴”」でブレイク。更にそこに「体育会系女子中学生“明音 鈴”」を重ねて、「お風呂系女子中学生“明音 鈴”」アビリティによってパワーかードが5枚になったところで5回パンチ!なんて進められれば、ものすごく理想的な展開かと思います。
さすがに5枚はなかなか難しいかもしれませんが、展開する上でパワーカードを温存できれば、それだけ「体育会系女子中学生“明音 鈴”」を出した時に攻撃できる回数が増やせる可能性があります。
この為、0コストのカードのコストを上昇させるキャラクターを場に出すと、軽ブレイクでパワーカードを多く支払わせる可能性が上がり、相手の展開を遅らせることが可能です。
横取りブレイクも、0コストだったら相手はためらいもなくブレイクすると思いますが、コストが上昇すればするほど、ブレイクするか悩んでしまうところ。

そして「サイボーグ・デバステイター」のチョイスは、勢力フェイズの攻撃が4点になるので、ダメージ置き場にカードをおける確率があがります。
勢力フェイズに1キャラクターの攻撃力が4点はなかなかありません。

また、ダメージソースになるカードにも注目。
キーパーツである「オルレアンの少女“ジャンヌ・ダルク”」以外には、「ホイール・オブ・フォーチュン“フィリア・フェリス”」、「狛獅子」、「祖神」を採用しています。
「ホイール・オブ・フォーチュン“フィリア・フェリス”」はダメージ判定で置かれると手札に戻るので、パワーカードとして再利用が可能。
「狛獅子」はダメージ置き場に置かれるとオーナーの支配キャラクターに「シールド」のスキルを付与します。アタッカーとなる「オフェンシブ・イニシアチブ」のキャラクターは「キネティックシュート」や「ダークネスベイン」といったダメージを与えるカードに耐性がありませんが、このカードがダメージ置き場に置かれれば、耐性をつけることができます。
「祖神」はダメージ置き場からも使用できるファストカード。いざという時にダメージ置き場の枚数を減らしたり、アタッカーの攻撃力を更に上昇させることができます。

1ターン目にアタッカーとなるカードを複数支配し、2ターン目の勢力フェイズでダメージをいっぱい受け、「オルレアンの少女“ジャンヌ・ダルク”」がダメージ置き場に置かれることを願いつつ、2ターン目のメインフェイズから一気にアタック。
序盤は相手も展開のためにキャラクターでは受けられないので、自身で受けることになりますが、毎ターン攻撃が続くと、ダメージ置き場がどんどん増え、苦しくなってきます。
3ターン目や4ターン目にアタッカーの攻撃力が4点とかになっていれば、相手はお手上げ状態。
たとえアタッカーを迎撃できてもパワーカードが消耗している可能性が高く、自分の望む展開に持ってくことは困難です。

少し前のエクストリームスタイルでは、場のキャラクター全ての精神力を-1するというアビリティを持つ「雪女“雪乃”」によって、身動きが取れなくなってしまっていたためなかなかコンボとして成立させられませんでした。
「オルレアンの少女“ジャンヌ・ダルク”」がダメージ置き場に置かれるか否かという運の要素もありますが、そこは圧縮で確率を上げてカバー。
序盤から複数のキャラクターに干渉する手段の少ない現環境、有効なデッキの1つではないでしょうか?
改めまして、「まじん」さん、おめでとうございました!

それでは長文になってしまいましたが今回はこの辺で。みなさんまたあくです~

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