3/ルール細則

 ルール細則はルールブックの内容を補完するものであり、公示された翌日、もしくは指定の期日から公式ルールの一部として取り扱われます。
 文中(○)はそのプレイが認められる例、(×)はそのプレイが認められない例です。
※赤い文字で記されているものが新しく追加されたものです。

3-1:キャラクターカードのセット
3-1-1:キャラクターカードのセットの原則

 同一ターン内で、同じ色のキャラクターカードを複数セットすることは原則的にできません。
  (×)青のでじこのカードを出した後、青のゲマのカードを出す。
  (○)青のでじこのカードを出した後、白のゲマのカードを出す。
  (×)白のゲマのカードを出した後、白のかっぱのカードを出す。

3-1-2:キャラクターカードのセットの失敗
 キャラクターカードのセットにレスポンスされ、そのカードのセットの条件を満たさなくなった場合、セットしようとしたキャラクターカードは捨て札になります。
  (○)場に3人でじこのカードがある時に「シンデレラでじこ」を出すのにレスポンスで「無駄にゅ」を使われ、場のでじこが2人になった。この場合、「シンデレラでじこ」は捨て札される。

3-1-3:再セット
 キャラクターカードのセットが失敗した場合は、その色は出したことになりません。
  (○)場に3人でじこのカードがある時に「シンデレラでじこ」を出すのにレスポンスで「無駄にゅ」を使われ、場のでじこが2人になった。この場合、「シンデレラでじこ」は捨て札され、でじこをだすのに失敗したので、場に別のでじこをセットできる。


3-2:バトルに関して
3-2-1:バトルの原則
 同一ターン内で、同じ名前のキャラクターカードは2回バトルできません。
  (×)青のでじこが攻撃した後、青の別のでじこで攻撃する。
  (○)青のでじこが攻撃した後、青のゲマで攻撃する。
  (×)青のゲマが攻撃した後、白のゲマで攻撃する。
  (○)白のゲマが攻撃した後、白のかっぱで攻撃する。

 同じ名前のキャラクター同士がバトルをすることはできません。
  (○)自分の場に青いでじこ、相手の場に青いゲマがいる場合、でじこはゲマに攻撃できる。
(バトルの組み合わせにおいて色は問われません)
  (×)相手のうさだの攻撃を自分のうさだがかばう。

 同名キャラ同士では、攻撃宣言もできません。
  (×)自分の場に「シンデレラでじこ」「ブレザーうさだ」、相手の場に「ワーウルフでじこ」しかいない場合、「シンデレラでじこ」で、「ワーウルフでじこ」に攻撃宣言する。そして、No.087「死ねにょ」を使って、相手プレイヤーに直接攻撃する。

3-2-2:バトルに対するレスポンス
 バトルは常に1対1で行われ、1つのバトルが終了するまで新しいバトルをすることはできません。
  (×)バトル中に他のバトルをレスポンスさせて発生させる。

3-2-3:攻撃の完了
 ダメージ計算が終わり、攻撃したキャラクターカードが寝る、もしくは捨て札された時点で攻撃をしたと見なされます。

3-2-4:再バトル

 バトルがキャンセルをされ、宣言だけで終わった場合、攻撃をしたとは見なしません。
 

(○)攻撃宣言した後、防御側プレイヤーがレスポンスで「寝起きだにょ」を使った場合、攻撃しようとしていたキャラクターが寝た状態になるので、バトルが行われない。
攻撃をしていないので、攻撃側プレイヤーは同じ名前の起きているキャラクターで再びバトルを宣言できる。

  (○)でじこで、ぷちこに対して攻撃宣言し、そのレスポンスで「無駄にゅ」をぷちこに使われ、攻撃目標のキャラクターがいなくなった場合、バトルは行われない。
上記の例同様、攻撃をしていないので、攻撃側プレイヤーは同じ名前の起きているキャラクターで再びバトルを宣言できる。


3-3:プレイヤーへの直接攻撃に関して
 キャラクターカードが相手プレイヤーに直接ダメージを与える攻撃は以下の場合にのみ可能とします。
●相手の場にキャラクターカードが1枚もない場合。
●相手の場と自分の場に同じキャラクターしかいない場合。
(1枚でもお互いの場に、他のキャラクターカードがあった場合はできません。)
 

(○)自分の場に「シンデレラでじこ」、相手の場に「ワーウルフでじこ」しかいない場合はプレイヤーに直接攻撃できる。

  (×)自分の場に「シンデレラでじこ」「ブレザーうさだ」、相手の場に「ワーウルフでじこ」しかいない場合、「シンデレラでじこ」はプレイヤーに直接攻撃できる、(この場合「ブレザーうさだ」は「シンデレラでじこ」にのみ攻撃できる。)
  (○)自分の青いゲマ、相手の場に白いゲマしかいない場合はプレイヤーに直接攻撃できる。


3-4:イベントカードに関して
3-4-1:イベントカードのセット
●1ターンに1枚しかセットできません。
●自分の場に1枚しかセットできません。
●セットの時点で、左上の必要なキャラクター数の条件を満たしている必要はありません。

3-4-2:イベントカードの使用
●場にセットされているイベントカードしか、使用できません。
●自分のターンだけでなく、相手のターンでも使用できます。
●レスポンスで使用可能。
※ただし、ターンの最初の行動(カードを起こす、ドローする)に割り込むことはできません。
●効果を発揮する時に、必要なキャラクターの数をチェックします。
(この時に必要なキャラクターの数を満たしていなかった場合、効果を発揮せずに捨て札されます)
●ターンプレイヤーであれば1ターンに2枚まで使用できます。
 

(○)前のターンにセットしたイベントカードを使用・破棄してから、新たなカードをセットし、使用することができる。


3-4-3:イベントカードの破棄
 自分のメインフェイズに限り、未使用のイベントカードや、効果を発揮しているイベントカードを捨て札する事ができます。
 効果を発揮しているイベントカードを破棄した時点で、そのカードの効果は失われます。
 

(×)レスポンスの解決待ちのイベントカードや、効果が瞬間のカードを捨て札することができる。

  (×)No.118「向こう見ずだね」を使用〜破棄した場合、破棄した時点では対象のキャラカードは捨て札されない。従ってターン終了まで場にいたり、捨て札になることをキャンセルすることもできる。

3-4-4:イベントカードの破棄についての新事項
●自分のメインフェイズでイベントカードを破棄した場合、再セットする必要はありません。
●バトル中でも、破棄できます。
●効果の処理が完了するまでは、破棄できません。
●イベントカードを破棄できるのは、ターンプレイヤーのみです。



3-5:「かばう」に関して
 かばう行為は防御側プレーヤーのみに許された行為で、なおかつ以下のように定義されます。
●「かばう」技を持ったキャラクターカードは起きていなくては、その技を使えません。
●「かばう」技の使用宣言をすると、そのキャラクターカードは寝ます。
●「かばう」技の使用宣言をすると、そのキャラクターカードのパワーは消滅します。
(起こしてもそのバトルでは再びパワーを持つことはできません)
●「かばう」技の使用宣言をした時点でバトルの対象は変更され、「かばわれた」キャラクターは、そのバトルから除外されます。
●「かばう」技は自動的に発動される効果ではありません。
●プレイヤーが「かばう」行為に回数の制限はありません。
●攻撃したキャラクターと同じ名前のキャラクターがかばうことはできません。
●「かばう」技を使用宣言した時点で、攻撃の対象がバトルを行っているキャラクターから、「かばう」をもつキャラクターに変更になります。

3-6:「つきぬける」に関して
 攻撃側プレイヤーが「つきぬける」技を持っているキャラクターカードで攻撃すると、効果が発生します。「つきぬける」の効果は、ガード(防御力)を超えたパワー(攻撃力)はプレイヤーに与えられます。
  (×)防御側プレイヤーも「つきぬける」技を使うことができる。
  (○)「つきぬける」に対して防御側キャラクターが「かばう」技を使った場合、つきぬけたダメージは防御側プレイヤーに与えられる。


3-7:レスポンスに関して
レスポンスは(○)の場合に認められ、(×)の場合には認められません。
 

(○)全ての行為に対するイベントカードのレスポンス。

  (○)全ての行為に対するキャラクターカードを場に出すレスポンス。
  (×)1つのバトルに対する、新たなバトルのレスポンス。


3-8:はねかえすに関して
3-8-1:「はねかえす」の効果
●バトルにおけるパワーを発生の元とするダメージを全て相手のガードに返します。(1つのダメージという指定がないので複数のダメージを返せます。)
●「はねかえされた」ダメージはカウンターでさらに「はねかえす」ことが可能です。

3-8-2:「はねかえす」の処理
●2つ以上のダメージを「はねかえした」場合、その数値は合計されたり、累積されたりしません。
●2つ以上のダメージを「はねかえした」場合、処理の順番は最終的に「はねかえした」プレイヤーが選択しますが、2つのダメージにタイムラグは生じません。

3-8-3:「はねかえす」と「死ねにょ」で起きるレスポンスは以下のように定義されます
●No.087「死ねにょ」にレスポンスで、「はねかえす」のイベントカードを使用しても、はねかえすことはできません。「はねかえす」はキャラクターがやることであって、プレイヤーはできないです。
  (×)No.087「死ねにょ」によってプレイヤーに与えられたダメージを「はねかえす」。
●「はねかえす」にレスポンスで、No.087「死ねにょ」を使用すると、はねかえってきたパワーの発生の元は、攻撃したキャラクターなので、「死ねにょ」の効果により、相手プレイヤーにいくことになります。
  (○)自分の場の「シンデレラでじこ」が相手の場の「ブレザーうさだ」に攻撃した。すると、相手がNo.222「ラ・ビ・アン・ローズと呼ばないで」を使って、パワーをはねかえしてきた。それに対し、No.087「死ねにょ」を使うと、はねかえってきたパワーの発生の元は、「シンデレラでじこ」なので、「死ねにょ」の効果により、相手プレイヤーにいく。


3-9:行為の完了
 行為は以下の行動を持って完了したと判断します。
●攻撃の終了=ダメージ計算が終わり、攻撃したキャラクターカードが寝る、もしくは捨て札された時点。
※バトルがキャンセルをされ、宣言だけで終わった場合、攻撃をしたとは見なしません。
●キャラクターカードの登場=場に継続的に存在を始めた時点。
※場に出すときにレスポンスされ、手札に戻る、あるいは捨て札された場合、場に出たとは見なしません。
●ドロー枚数の決定=ドロー前に一度捨て札をした時点。
※二度捨て札をする行為は認められません。


3-10:【ダメージ処理に関して】
3-10-1:ダメージ処理は最後に行います。
  (×)相手がNo.116「愛の力だよ」を使用する。そこでレスポンスとしてNo.087「死ねにょ」を使って自分側のキャラクターはプレイヤーに対しての攻撃が可能にする。だが、「死ねにょ」は攻撃中のキャラクターでないと使用ができないため、最後に処理されるはずの自分側のキャラクターの攻撃が「死ねにょ」より先に処理されて、相手側のキャラへ攻撃してしまう。その結果、攻撃をはねかえされて、自分側のキャラクターが捨て札になってしまう。そして、「死ねにょ」が処理されるが、この時はすでにイベントカードの対象になるはずのキャラクターがいないので使用不可になる。

3-10-2ダメージ処理の段階でレスポンスすることはできません。
(×)相手がプレイヤーでかばうを宣言。相手がプレイヤーから捨て札した後にNo.097「ずーん」を使用し、その効果で+2枚をプレイヤーから捨て札させる。
  (○)相手がプレイヤーでかばうを宣言。その瞬間にNo.097「ずーん」を使用し、その効果で+2枚をプレイヤーから捨て札させる。


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