■今回の舞台「ミュージカルギャラクシーエンジェル」のあらすじ

エオニアの乱とそれに続く動乱をエンジェル隊の活躍によって乗り切り、再び平穏が訪れたトランスバール皇国。そんな平和な宇宙では、儀礼艦エルシオールでパトロールをするエンジェル隊もノンキなもので、ミルフィーユが「銀河ケーキコンテスト」優勝を目指して盛り上がり、さらに他の隊員も優勝の副賞を目当てにそれに便乗して一致団結、皆で「レシピ会議」をしていたりするのだった。
ところがそんな最中、小型艇がエルシオールに飛び込んでくる。乗っていたのはシフォンという名の少女。さらにはそれを追って宇宙海賊が現れる。紋章機で迎え撃つエンジェル隊。……そして始まる伝説のロストテクノロジー「アワーズ」をめぐるエンジェル隊と宇宙海賊とシフォンの物語。
伝説のロストテクノロジー「アワーズ」の持つ力とは? 謎の少女シフォンが抱える秘密とは? 宇宙海賊エレボスの悲願とは? はたしてエンジェル隊は「銀河ケーキコンテスト」に優勝できるのか――?! 

歌あり、戦闘あり、踊りあり、紋章機あり、涙あり、着ぐるみあり、笑いありの120分。とにかくみ〜んながハッピーになれちゃう、それが「ミュージカルギャラクシーエンジェル」なのです!! 


■ギャラクシーエンジェルとは…

「ギャラクシーエンジェル」はブロッコリーが満を持して世に送り出したマルチメディアコンテンツです。
舞台は遠い未来、古代に失われた技術、ロストテクノロジーによる産物である紋章機(もんしょうき)と呼ばれる機体を操る、「エンジェル隊」に所属する6人の少女たちの活躍を描いたSF作品です。
 「ギャラクシーエンジェル」はアニメーション・コミック・小説・音楽・イベントと幅広いメディアで展開を行っており、中でもTVアニメーションは2001年の初放送を皮切りに爆発的な人気を得て、2004年9月までに実にシリーズ4作、計128話を放送しております。
現在も数々の媒体で特集が組まれ続け、メディアからの注目も非常に強いタイトルです。
 加えてゲームは、「ギャラクシーエンジェル」「ギャラクシーエンジェルMoonlit Lovers」「ギャラクシーエンジェルEternal Lovers」のゲーム3部作が累計30万本を売り上げるなど、大ヒットを記録しています。
 TVアニメはコメディ、ゲームはシリアス、コミックは恋愛と、それぞれのメディアごとにテイストを変えているのも「ギャラクシーエンジェル」の特色で、各メディアごとに多くのファン層を獲得しており、コンテンツ自身の奥深さを示しています。また横浜アリーナで開催した声優によるコンサートはチケットが即日完売、会場をファンが埋め尽くすなど、今、最も熱いコンテンツと言っても過言ではありません。
そんな『ギャラクシーエンジェル』がついにミュージカルに進出、生身のエンジェルたちが、舞台狭しと大活躍します!!
蘭花が舞う! ミントが翔ける! フォルテが魅せる! ヴァニラが癒す! ちとせが微笑む! そしてミルフィーユが歌い踊る! 
 そんなギャラクシーエンジェルを、体感せよ!!


■ストーリー

――舞台は遥か未来。
銀河中に拡大していた人類は時空震によって、星間系ネットワークを断絶された。
しかし時は流れ、人類はトランスバール皇国を中心に復興し、再びその栄華を取り戻さんとしていた。
そんな時代の中、紋章機(エンブレムフレーム)と呼ばれる機体を操り、広大な銀河を駆け抜けた少女達がいた。
人は彼女らを「エンジェル隊」と呼んだ――

エンジェル隊はミルフィーユ・桜葉(さくらば)、蘭花(ランファ)・フランボワーズ、ミント・ブラマンシュ、フォルテ・シュトーレン、ヴァニラ・H(アッシュ)、烏丸(からすま)ちとせという6人の個性的な少女たちで構成された部隊です。
本来はトランスバール皇国の近衛特殊部隊なのですが、現在の平和な時代には「近衛特殊部隊」の仕事も少なく、最近はもっぱら遥か昔に失われた技術――ロストテクノロジー――に関する揉め事を解決することがお仕事。ただし、ロストテクノロジーは何のために開発されたのか良く分からないものも多く、たびたびトラブルの原因に……。
エンジェル隊もなぜか毎回事件に巻き込まれたり巻き込んだり、彼女たちの周りではいつもどたばた大騒ぎが始まってしまいます――!