第7話『りっぱな女優になるんだにょ!』
脚本…井上敏樹 絵コンテ…鎌仲史陽 演出…鎌仲史陽 作監…小笠原 篤

 今日から映画の撮影が開始!
うきうきとスタジオに入って行くでじこ達。
屋根の上には、その姿を見つめるデジデビルとぴよこの姿が……。
「でじこはみんなを幸せにするのに一生懸命だから、それを利用するデビ!」
またまたわるだくみをしようと、ぴよこに耳打ちするのでした。
 果たしてその計画とは――!?

第8話『ラストシーンはおまかせにょ!』
脚本…井上敏樹 絵コンテ…鎌仲史陽 演出…鎌仲史陽 作監…小笠原 篤・古賀 誠

「おはようございますにょー! 今日も撮影、頑張る……にょ?」
しかし見ると、不思議なことに、スタジオには誰もいません。
 聞けば、監督がスタジオでお化けを見て倒れてしまったため、今日の撮影は中止だというのです。
「……それじゃあ、でじこが監督になって映画を撮るにょ!」
 と、その言葉に、
「あのー、監督……」
 暗がりから自転車を押した少女の姿が現れます。果たしてこの少女は何者なのでしょうか……?

第9話『バタバタ時報屋さんにょ!』
脚本…小林靖子 絵コンテ…入好さとる 演出…高柳滋仁 作監…入好さとる

 怪しい丘の上にある怪しいお屋敷。
 そこはデジデビルとぴよこのお家なのですが……
「あ゛〜〜〜〜!!!」
 そのお屋敷から叫び声が!
 それは、時計台の鐘の音が変わったせいで、楽しみにしていたテレビのマンガの時間を寝過ごしてしまったデジデビルの悲鳴でした。
怒ったデジデビルが時計台に行ってみれば……なんと、
でじこ達が鐘をついているではありませんか!

第10話『芸術ってたいへんにょ!』
脚本…小林靖子 絵コンテ…高柳滋仁 演出…高柳滋仁 作監…古賀 誠

 ……ごい〜〜ん!……
 今日もでじこ達の打つ鐘の音が、町中に響き渡ります。
「いい音にょ。でじこ達も鐘つきがうまくなったにょ〜」
 と自慢気なでじこ。しかし、
「でも、うまくいってない人もいるみたいみゅ……」
 見ると、街角でキャンバスを広げ、その前で腕を組んでいる青年が……。
 聞けば、展覧会に出す絵に何を描こうか悩んでいると言うのです。
「だったら時計台を描くといいにょ!」
 思わず提案するでじこ達。
 さてさて、青年の描く絵は、展覧会に間に合うのでしょうか……? 

第11話『魔法のドレスでパーティーにょ!』
脚本…小林 靖子 絵コンテ…小寺 勝之 演出…高柳 滋仁 作画監督…古賀 誠

 相変わらず鐘つきの仕事に精を出しているでじこ達。
 と、突然投げ縄が飛んできて、でじことぷちこをからめ捕り、車の中へ。
 そこには、
「姫〜〜! 今日は大事なパーティーがある日ですぞ!!」
 そう叫ぶ執事の姿がありました……。
 それを眺めていたみけとりんな。
「でじこ達、どこ行くみゃ?」
 すると二人の前にデジデビルが現れ、でじことぷちこはお城のパーティーに行ったと告げるのでした。そしてなんと、二人もパーティーに行かせてやるぞと誘うのです!

第12話『たのしい時間をつくるにょ!』
脚本…小林 靖子 絵コンテ…小寺 勝之 演出…高柳 滋仁 作画監督…古賀 誠

 その日もでじこ達が時計台で鐘をついていると――
 ……ゴイ〜〜〜ンッ!……
 鐘をついた途端、鐘の中から一人の少年が落っこちてきたのです!
「僕は時間の中を旅行できるんだ!」
 少年は、でじこたちを一番楽しかった時間につれてってあげると言うのです。
 しかし、今まで出一番楽しかった時間て、いったいいつ……?
 頭を悩ませ始めるでじこ達。
 さてさて、でじこ達はどんな答えを出すのでしょうか……?


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