■ブロッコリーより皆様へ

皆様

  平素より当社並びにゲーマーズをご愛顧賜りまして誠に有り難うございます。
本日、第 13 期(2007年2月期)の決算を発表させて頂きました。
この数年間業績低迷を強いられて参りましたが、ようやく黒字決算とする事が出来ました。
これもひとえに、お客様、お取引先様、株主の皆様をはじめとする、周囲の皆様の暖かいご支援の賜物と感謝の念に絶えません。社員一同、心より厚く御礼申し上げます。

 また、当社の新経営体制を本日発表させて頂きました。
これまで当社が培ってまいりました経験と皆様との信頼関係を礎に、さらに前期の黒字化を契機として、今後の当社の再成長への道を新体制で挑んでいく事と致しました。
気持ちも新たに益々業務に励み、全社一丸となって皆様のご期待に沿えるよう邁進して参りますので、引き続きご指導、ご鞭撻、そしてご愛顧のほど宜しくお願い申し上げます。

2007 年 4 月 18 日
代表取締役社長 吉田 眞市

■愛すべきお客様方へ

 日頃はブロッコリーのキャラクター及びカードゲームを楽しんでいただき、またゲーマーズをご利用いただきまして誠にありがとうございます。


 この度、私、木谷高明は会長職を辞し、ブロッコリーを退職することとなりました。


 創業から13年、苦しい時、悲しい時が幾度もありました。そんな時でもキャラクターやカードゲームを通じて、皆様方とコミュニケーションを持たせていただくことが、私にとって本当に励みとなりました。またゲーマーズでのお客様の何気ない会話を聞くのも実は楽しかったり、参考になったり(本当は聞いてはいけないのですが)、本店の1階のレジの長蛇の列を見ると「並ばせて申し訳ない」と思う一方、「売上が上がって良かった」と思ってと、随分元気を分けていただきました。


 コミックキャッスルという同人誌展示会で起業してから13年。コスパの開催、ゲーマーズの運営、「デ・ジ・キャラット」や「ギャラクシーエンジェル」のようなコンテンツ開発、「アクエリアンエイジ」、「ディメンション・ゼロ」といったカードゲームの開発と、常に皆様のおかげで新しいことに挑戦しつづけることが出来て、私は本当に幸せだったと思っております。その反面、お客様を始め、クリエイターやスタッフ、取引先、社員にも少なからず迷惑をかけたと思います。私の発言、行動等で不快に思われた方もいらっしゃるかもしれません。この場を借りて、「すみません、そしてありがとうございます」と言わせていただきたいと思います。


 今、私は無性に新しいことにゼロから挑戦したいという願望に取り付かれています。きっとそれをやるにはブロッコリーという器では合わなくなっているのでしょう。お客様の皆様どうか、私の我侭を許してください。そして一人になった木谷高明がこれからどんなストーリーを創っていくのか、注目していて下さい。必ず皆様方に喜んでいただけるものを創り出していく所存です。


 最後に快く送り出してくれるブロッコリーの皆さんに感謝しつつ、挨拶に代えさせていただきたいと思います。(今後も一部タイトルはプロデューサーとして契約します)


 愛すべきお客様方へ、 13年(何かのアニメの1クールみたいですが)もの長い間、ブロッコリーのキャラクター達、カードゲーム、ゲーマーズを愛していただき本当に、本当にありがとうございました。今後とも、引き続き愛し続けていただけることを切にお願いいたします。

株式会社ブロッコリー
会長 木谷 高明