■東京キャラクターショー2005レポート

 7月23日(土)
 幕張メッセ9ホールでついに開催された東京キャラクターショーの1日目は、劇的なものとなった。
 午前9時30分の開場とともに来場者の波が35箇所のブース、2箇所のゲームゾーン、会場隅の特設ステージ前を縫うように広がった。全ての人がこの祭で手にしたいもの、見たいもの、興味をかきたててくれるものを探して練り歩き、午前中から各ブースは大忙しだった。

 ゲームの試遊台、人気キャラクターグッズの販売、目と耳と肌で感動を体験できるステージイベントの数々。来場者はその中で最高のエンターテインメントを見つけることが出来たのだろうか、出来るのだろうか。

 ブロッコリーステージも「ECO」の告知ステージから「プリンセスフローラコスプレコンテスト」などのユニークなステージを展開したぞ!
 ・・・そうして夕方。事件は起きた。
 はじめはステージ前の観客が飛び跳ねた振動ではないかと考えた・・・
 しかし、その時間のステージは奇しくもブロッコリーステージ。
 「ギャラクシーエンジェルU制作発表会Part.1 開発編」の最中で、豪華なギャラクシーエンジェルU開発陣の面々がそれぞれコメントを述べている時のこと。
 突然、幕張メッセが揺らいだ。
 後に震度4と発表されたこの地震で、電車は止まり、来場者の帰路は大渋滞・・・
 となったわけだが、揺れが収まった後、ステージ出演者の水野良氏の「クロノ・クェイク(笑)」発言が出るなど、会場の温度は下がることなく、怒涛の勢いで1日目は終了した。

 7月24日(日)
 2日目。後半戦に突入したキャラクターショーは、昨日の地震の影響もあってやや静か・・・だったわけではなく、祭を楽しむ人々でいっぱいだった。
 ブロッコリーブースでは、昨日に貯めていたゲマポイントをサイン会チケットやステージ観覧券に換えるべく、会場直後から長蛇の列ができた。
 ポイント景品交換が済むと今度は気になるあのひとのサインを貰うべくサイン会の列に並ぶ。
 2日間の超サイン会は、声優や作家、コラムニストからプロレスラーまで、幅広い業界人が参加し、並んだ人は一生忘れない思い出とサイン入りの色紙やグッズを手に入れたことだろう。
 ステージイベントの方も2日目に入っても勢いは衰えない。
 続々と繰り出される新情報、新曲、新感動に観客も大盛り上がり。ブロッコリーステージでは、「ギャラクシーエンジェルU制作発表Part.2 エンジェル隊入隊編」で明かされた5人の新キャストへ先輩キャストからの引継ぎ式が行われるなど、ある意味至極真面目で厳かな雰囲気のものから、昨日の6曲、そして今日の3曲、2日間併せて計9曲ものライブを行ったことになり、たいへんなエネルギーを放っていた。
 最後まで来場者もスタッフもそれぞれの目標を達成すべく、せわしなく動き回り、イベントは大盛況のうちに終えることが出来た。
 地震にも負けないキャラショー来場者魂(笑)に乾杯!!!