ブロックトーナメント2010中部ブロック決勝大会優勝者 インタビュー

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「イベントのシーズンがやってきたぞ~!」

みなさんアクエリわ。えび@大会担当です。
そろそろイベントシーズンも近づいてきました。
来週末から

11/27~28 D-0「日本選手権2010」・モンコレ「第13回全日本選手権」
12/5 リセ&アクエリ&モンコレ 「カードゲーム感謝祭」
12/11 アクエリ「アニブロゲーマーズ神戸三宮店リニューアルイベント」
12/18~19 REBORN!CCG「ジャンプフェスタ2011」
12/29~31 コミケ

と、怒涛のイベントラッシュ!イベント課もテンヤワンヤでございます。
えびがおこたでぬくぬくとくず湯を飲む日は来るのでしょうか。
みんな、イベント会場でえびや寺田Pと握手!

ちなみに上記以外にも1つイベントの企画がありますが、こちらは公開できるようになりましたらお知らせします~

さてさて。ながらく更新してきましたブロックトーナメントインタビュー。今回はラストの中部ブロックの優勝者インタビューです~

アクエリアンブロックトーナメント2010中部ブロック決勝大会優勝者:mei.Aさん



 

Qあなたのアクエリ歴はどのくらいですか?

SagaII初期くらいから

Qあなたの好きな勢力・得意な勢力を教えてください。

阿羅耶識は耐えられればそれが勝ちにつながるのが好きです。

Q今回の大会で優勝した感想は?

ブロックトーナメントで2度優勝できて本当に嬉しいです。阿羅耶識でできたのがまた。
細かい点にまで助言をいただけるのはありがたいです。

Q今大会で使用したデッキをどんな風に使うのか、またはデッキの特徴教えてください。

“狭野 うらら”や“竜ヶ崎 藍”で早いターンから盤面を固めていき、「万里の長城」で相手のアタックを阻みつつ、“葛洪”で(捨て札置き場やダメージ置き場の)火力カード(「桜吹雪」「宇気比」)か「呪縛」を手札に加えて勝利を目指します。

Qアクエリアンエイジチャンピオンカーニバル2010への意気込みをお願いします。

これでようやく勝てる芽が出てきた?がんばります。

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「mei.A」さん、コメント有難うございました!

ブロックトーナメントのラストを飾る中部ブロック。スタートの関東ブロックから約1ヶ月半。参加者の皆さんが用いるデッキの傾向にも変化がありました。
E.G.O.はデュアルのスキルの効果で発動するアビリティを持つ“ミコト”メインのタレントアイコンから、“小石川 愛美”や“烏杜 零”といったタレントアイコンをファストカードでサポートしていくデッキが多くみられるように。
ダークロアが速攻の展開からプロジェクトカードやファストカードを用いて妨害しつつ主導権を握るデッキへとシフトチェンジし、そのダークロアを意識して中盤から台頭してきたWIZ-DOM。
同色の中でもデッキのタイプが変わる中、全体の流れが「場の展開を急ぎ、強力なブレイクカードをより早く出してアドバンテージを取る」という流れから、「ファストカードやプロジェクトカードなどで相手の場を妨害し、アドバンテージを獲得する」傾向に変化しました。
これを受けて台頭したのが中部ブロックで上位に入賞した阿羅耶識と極星帝国。
妨害の軸となるファストカード・プロジェクトカードをカウンターできる勢力です。

既に中国・四国ブロックで権利を獲得した「mei.A」さんがチョイスしたのは、この1つである阿羅耶識のデッキ。優勝を果たしたダークロアデッキから大きく変えて挑みました。
同郷の仲間と調整を行ってきた「mei.A」さん。上記の環境の流れを冷静に分析してきたと言えるでしょう。
先に触れたとおり、阿羅耶識デッキはプロジェクトカードやファストカードといった種類のカードのカウンターに長けた勢力。阿羅耶識の中でも霊能者アイコンのブレイクには、それらのカードを捨て札したり、使用宣言そのものを封じたりするものが存在します。
阿羅耶識が封じることができるのはプロジェクトカードやファストカードだけではありません。
カードによっては宣言やスキル、エフェクトなども封じてしまうことができます。

今回の「mei.A」さんのデッキは、相手の動きを封じて直接相手プレイヤーを狙い、勝利を獲得するデッキ。
「捧巫女“狭野 うらら”」や「四神玄武の巫女“竜ヶ崎 藍”」で補給線を固めつつ、状況に応じて「水鏡巫女“水樹 鏡花”」「現巫女“厳島 美鈴”」「「折り紙」といったカードで相手のプロジェクトカードやファストカード、宣言、スキル、エフェクトを封じます。
相手の攻撃を阻むキーカードは、「万里の長城」。
阿羅耶識ファクターの数以下の数値の攻撃力を持つキャラクターは、攻撃そのものをできなくさせることができます。
能力値が上昇したりパーマネントカードを捨て札させるようなカードで「万里の長城」の制約を超えることができますが、ブロックトーナメントで多くみられたデッキの大半はファストカードやプロジェクトカードで攻撃力を上昇させるものが多く、「水鏡巫女“水樹 鏡花”」や「現巫女“厳島 美鈴”」でこれらを捨て札されてしまいます。
また、ファストカードやプロジェクトカードが多くみられる一方、パーマネントカードがあまり用いられていなかったのも今回のブロックトーナメントの特徴。
このため、パーマネントカードに対して対策をしたデッキはごくわずかだったのではないでしょうか?
そして、自分に勝利を引き寄せるために用いるのが「呪縛」「桜吹雪」「宇気比」。
「呪縛」は相手のキャラクターを封じ、自分の場の強力なネームレベルの攻撃を相手プレイヤーに通しやすくします。精神力の低いWIZ-DOMやダークロアには有効です。
「桜吹雪」はダメージ置き場か捨て札置き場に置かれているプロジェクトカードかファストカード1枚を選び、そのファクターとコストの数字の合計分プレイヤーに直接ダメージを与えます。
「宇気比」は勢力とカード種類を1つ指定して、デッキの上から5枚を公開し、その中指定した勢力の指定した種類のカードがあればそれを手に入れられるという効果。効果だけ見れば欲しいカードを手札に加えるためのサポートカードですが、これを逆転の発想で使用します。
指定したものがなければ、それらのカードはそのまま捨て札に。つまり相手に使用して加えられるカードが存在しなければ、デッキを5枚減らすことになります。
直接ダメージを増やすわけではありませんが、中盤・後半になるほどこの効果は脅威になってきます。また、プロジェクトカードやファストカードが捨て札されれば、さらに「桜吹雪」につなげることも可能です。

これらのカードを何度も用いるために「仙人“葛洪”」を採用。どんどん相手のデッキを削り、追い詰めていくことができます。
環境への考察と分析、そして仲間との調整が実を結び、2度の優勝を果たされました。

チャンピオンカーニバルへの手ごたえを感じた「mei.A」さん。
仲間と共に日本一の座を目指します!

それでは今回はこの辺で。みなさんまたあくです~

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