ブロックトーナメント2010中国・四国ブロック決勝大会優勝者 インタビュー

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みなさんあくえりわ。えび@です。
だいぶ陽気も秋らしくなってきたような気配がしますが、みなさんお元気でしょうか?
急に寒くなったりするため、社内でも体調崩す人が続出。
寺田Pはここ最近おでこに冷えピタを貼り、年に1回しか風邪をひかないと噂のさいとーさんも風邪をひいている模様。
えびもこの間暑い夜に半袖パジャマを着て寝ていたら、明け方冷え込んで寒気でガクブルしてました。
季節の変わり目、冬物のお洋服の準備と、新弾発売前後のカードの整理はお早めに!

そうそう、先日発表されました「ベストセレクション2~愚者の宝石~」
かなり前からFOOLのアルカナは面白いエクスパンションに!ということで、様々な試みがされているカードが収録されています。
現在一部のカードも公開されています!是非オフィシャルホームページをチェックですよ~。

それでは、今回は10月9日(土)に開催されました「アクエリアンブロックトーナメント2010中国・四国ブロック決勝大会」優勝者インタビューです~

アクエリアンブロックトーナメント2010中国・四国ブロック決勝大会優勝者:mei.Aさん

 

Qあなたのアクエリ歴はどのくらいですか?

SagaIIの「双魚宮の深淵」の出る少し前に始めたので、もう7~8年くらい?ですね。

Qあなたの好きな勢力・得意な勢力を教えてください。

得意と言えるような勢力は特にないです。(環境を見て)強い勢力と思う勢力を使います

Q今回の大会で優勝した感想は?

ダークロアデッキとの対戦で「“宿利原 ぽち”」を使われて冷や汗連発で、気の休まる場面がなくて大変でした。
要所要所で「ゴシックヴァンパイア“レイチェル・ルォノヴァーラ”」を引けたのが良かったです。

Q今大会で使用したデッキをどんな風に使うのか、またはデッキの特徴教えてください。

「茨の枷」で(ゲームの流れを)ゆっくりに。
(同系色が多いので)ネームは頑張って先だししたいです。

Qアクエリアンエイジチャンピオンカーニバル2010への意気込みをお願いします。

なんとかかんとかここまで辿り着けたのは、ひとえに地元の皆様のおかげです。
今年はもう少し順位が上がるといいですね。ありがとうございました。

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「mei.A」さん、コメント有難うございました! (初心者・初級者の方に少し補足などさせていただきました~)

ブロックトーナメント折り返しとなる中国・四国ブロック。
前半3つのブロックを終え、皆さん環境の動きを読んでデッキをチョイスして参加されていました。
強力なカードの多いダークロア、そして前に行われた3つのブロックで結果を残しているE.G.O.。
この2つの勢力は中国・四国地方でも多くみられましたが、2番手のE.G.O.とほぼ同数だったのが阿羅耶識でした。
「mei.A」さんが用いたのはダークロアのデッキ。「ゴシックヴァンパイア“レイチェル・ルォノヴァーラ”」を主軸に据えたデッキは多数ありましたが、「mei.A」さんのデッキは「茨の枷」を採用したタイプです。

強力なネームレベルを主力にしたデッキは、そのネームレベルをいかにして出し、相手よりもアドバンテージを得るかが1つのカギとなります。
「ゴシックヴァンパイア“レイチェル・ルォノヴァーラ”」をメインとしたダークロアデッキの選択肢の1つが、「悪魔“パイモン”」「“宿利原 ぽち”」「クリムゾンメイド」など、支配エリアの展開とパワーカードで相手を上回り、先に動くデッキ。
しかし、強力なパワーカード補給能力を持つ「悪魔“パイモン”」「“宿利原 ぽち”」はネームレベルのため、場に一体しか出すことができません。
同系のデッキでぶつかり合うと、先に出した方が利を得るため、「ゴシックヴァンパイア“レイチェル・ルォノヴァーラ”」を場に出すのに一テンポ遅くなってしまいます。
一方、「mei.A」さんが用いたこのデッキは、ネームレベルである「悪魔“パイモン”」「“宿利原 ぽち”」は採用されず、チャージのスキルを持つノンネームブレイクカードでパワーカードの補給をまかないます。
補給にネームレベルブレイクほどの爆発力はありません。
ですが、これに対抗する為に「茨の枷」「雪女“雪乃”」を搭載しています。

アクエリでは、勝利につながる要素の一つに、「パワーカード」と「手札」が挙げられると思います。
アクエリではカードの使用宣言やアタック・ガード・エフェクトの使用宣言に、コストとして「パワーカード」が必要です。パワーカードが存在しなければどんなに強力なカードでも動かすことはできません。「雪女“雪乃”」で精神力を下げて相手のパワーカードを減らしてしまえば、相手は行動できません。
そして手札。アクエリで強力なネームレベルでも、長所と同時に弱点があります。
ネームレベルは場に出るとアドバンテージを得られますが、バトルで負けたりバトル以外で除去
されたりしてしまうと、一気にハンデを追うことになります。
そうならないように弱点をカバーしたり、逆に長所を伸ばす為にパーマネントカード・プロジェクトカード・ファストカードなどで補っていきます。
そんな盤石な態勢を整わせない為に「茨の枷」でこれを妨害。
選択できる2つの効果をもつカードですが、ここで重要なのは1つ目の効果。
このカードが効果を発揮すると、プレイヤー一人はキャラクターからコストを支払った瞬間、手札に持つカードを1枚選んで捨て札しなければいけません。
序盤から使われると、よほど手札を多く持っていない限り、重要なカードを犠牲にしなければカードを使用宣言できません。展開を急ぐ序盤で軽ブレイクカードや補給能力を秘めたカードを捨て札されると苦しい状況に。必然と展開が遅くなっていきます。

強力な補給を持たなくても、パワーカードと手札の面から相手の展開を遅らせて、堅実に自分の場に強力なネームレベルを登場させる。先の3大会で実績を残しているE.G.O.のデッキも、手札に複数カードを握っていなければならない組み合わせが存在するため、「茨の枷」は効果的なチョイスだったのではないでしょうか?

チャンピオンカーニバルでの上位入賞を狙う「mei.A」さん。はたしてチャンピオンカーニバルではどんなデッキで参戦するのか、注目ですね。

それでは今回はこの辺で。みなさんまたあくです~

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