【D-0】胡散臭いデッキ集 |
株式会社ブロッコリーカードゲーム部カードゲーム課、荒井です。
既に稲垣さんや久保田も書いてますが、先週はAKIHABARAゲーマーズ本店でモンコレのウラ復活祭やってました。ご来場頂いた皆様、どうもありがとうございます。ラジオで青春を過ごした人間としては、おたよりコーナーの真似事してる辺りで妙にテンション上がりましたね。楽しかったのでまたやりたいです。
さて今日はD-0のお話です。
恐らく多くのプレイヤーの皆さんは日本選手権も終わって一息つき、来年のクイックスタート・デッキの発売を待っていることかと思います。年内はもう大きな大会もないので、公認大会やフリープレイをまったり楽しみつつ過ごすことになりそうです。
さあ、こんな時こそ胡散臭いデッキビルダーの皆さんの出番です。先日までメタゲームで頭を悩ませていたのは忘れて、夢の詰まったあんなデッキやこんなコンボのアイデアを試す時期なのです。
とりあえず私も何個かデッキを作りましたので、ひとつご紹介します。
【ユミルでルンルンクルルンルン♪】
■黒 ユニット
II-4 026 ナイトベア 3
III-4 016 異界のサキュバス 3
IV-2 022 禁断の魔煙フォビドゥン 3
IV-4 032 大巨人ユミル 3
■黒 ストラテジー
IV-1 081 殺意 3
■緑 ユニット
II-3 082 フリーマスター 3
II-3 090 シカーダマスター 2
III-1 124 スカラベマスター 3
IV-1 167 悪戯するフェアリー 3
IV-1 177 大巨人ゴッドファーザーＪｒ． 3
IV-2 093 冥府の餓狼スカーフェイス 2
■緑 ベース
II-1 188 シークレット・ベース 3
III-1 140 精霊の迷い家 1
IV-1 192 枯れ果てた大樹 1
IV-3 102 妖精の社交場 3
IV-4 097 大巨人の盾 1
主役は《大巨人ユミル》です。
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IV-4 032 大巨人ユミル
レアリティ：S 色：黒 種別：ユニット
種族：ヴァンパイア/ジャイアント タイミング：クイック
使用コスト：黒3無4 移動コスト：黒1無2
パワー：7000 スマッシュ：2
効果：
エネルギーゾーン効果／墓地効果（このカードがエネルギーゾーンか墓地にある場合、以下のテキストが有効になる。）[黒1無1 バトルスペースのスクエアにあるあなたのユニットを1枚選び、廃棄する] 《ノーマル》 あなたはこのカードを自分のユニットのない自軍エリアのスクエアにフリーズ状態で置く。
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『天魔光臨』の中でも屈指の強力シルバーレア！･･･だったのですが登場した時期が良くなかったか、環境に合わずあまり使われなかったユニット。確かにクイックで出てくる《大巨人ゴッドファーザーＪｒ．》とかのほうが汎用性は高いけど、スマ2のユニットが何度も甦ってくるというのも充分厄介です。強いですよコイツ。ユミルさんなめんな！
そんなユミルさん、巷では《大地の緒》と絡めるタイプのデッキもあるようですがせっかくなので、虫を食べながら半永久的に復活し続けるクルルンルン型にしてみました。
●クルルンルンの方法
1.エネルギーゾーンに《フリーマスター》（《シカーダマスター》でも可）を置きます。
2.ベーススペースに《シークレット・ベース》とそれ以外のベースを並べます。
3.エネルギーゾーンか墓地に《大巨人ユミル》を置きます。
4.《フリーマスター》がエネルギーゾーンから、《シークレット・ベース》ラインに飛び出します。
5.《大巨人ユミル》のコストとして《フリーマスター》を廃棄します。
6.《フリーマスター》がエネルギーゾーンに、《大巨人ユミル》がバトルスペースに置かれます。
7.以下、《大巨人ユミル》が倒されても4～6の手順で墓地からエターナルに復活します。エネと墓地とバトルスペースをひたすらクルルンルン。
割と早い段階から気付いていた方も多いと思われるコンボですが、なんとか実践的にしてみようとした結果こんな感じになりました。戦術はいたってシンプルで、《妖精の社交場》などでエネルギーをブーストしつつコンボパーツをエネルギーに埋めていき、あとはひたすらクルルンルンです。墓地除外とかベース割りはカンベンな！
以下各パーツの解説など。
・悪戯するフェアリー
状況に応じて必要なものをエネルギーゾーンに送るだけの簡単なお仕事。仕事を終えた後はユミルさんがおいしくいただきます。
・異界のサキュバス
パンプアップベースが少ないため、基本的には2コストユニットまでしか除去できません。が、相手が細かいユニット多めのデッキならば牽制役にはなってくれます。仕事を終えた後はユミルさんがおいしくいただきます。
・禁断の魔煙フォビドゥン
盤面に睨みを効かせるユニットですが、序盤は緑エネルギーを優先するためなかなか歩けなかったりします。どちらかというと中央投下で使うことのほうが多そう。プランに見えたらとりあえず出しておいて、後ほどユミルさんがおいしくいただきます。
全体的に2コストユニットが多めです。狙いはプランからユミルさんのお食事成功率を上げるためです。
・冥府の餓狼スカーフェイス
あれ、なんで入れたんだっけ？ 確か黒緑でデッキを組むところからスタートし、この配色なら《降魔拳士シュナイダー》との相棒コンビが作れるから両方入れてみたはいいものの墓地にユニットが貯まらない前提のデッキだから当然相棒に出番はなくリストラされ、色々あった末の名残ではないかと推測されます。とはいえユミルさん以外の貴重な2スマユニットではあるので使いようはあるのですが。
ちなみに各種《メロー・カード》系ユニットが割と限界なので、見かけたら速やかに《殺意》でご退場頂きましょう。また、スターロードは《天魔エーディン》がいなくともこのデッキのほとんどを否定してくれます。潔く諦めましょう。
こんな感じで、日々変なデッキを作って遊んでます。皆さんもこの冬、D-0で楽しく遊んでください！
