モンコレ・クロニクル・HEROES【第18回】(最終回) |
モンスター・コレクションTCGの新たな扉を開く新作カードセット『英雄王の星誕』発売日も、とうとう明日となりました。
そして、『英雄王の星誕』に収録されるカードの情報を先行でご紹介するこの連載コラム「モンコレ・クロニクル・HEROES」も、今回で最終回!
近いうちに公式HPにカードリストがアップされるということもあり、最後は見た目のインパクト重視でカードをチョイスさせていただきます。
まずは、弘司先生の《梟魔ストラス》!
ソロモン72柱の魔神の1柱を原典とするこのユニット。
“格好いい”“フクロウ”という相反する二つの要素を、非常に素晴らしく描き上げてくださった弘司先生は最高です!
ちなみに梟魔は「きょうま」と読みます……と、自分も忘れないようにメモっておきます。
ついでに説明しますと《白蛇姫アンドロメダ》の“白蛇姫”部分の読みは「しろへびひめ」でOKだそうですよ!
次にご紹介するのは、槻城ゆう子先生の《チャボーン》! ガチで恐ろしい容貌を持つ、チャボ(?)の悪魔! そんな怖いビジュアルとは対照的な、《チャボーン》って名前が良いですね。チャボーン。
個人的に、《ムシュフシュ》と並ぶ「声に出して読みたい美しいユニット名」だと思います。チャボーン。
インパクトで言えば、佐々木亮先生の《ウミゴロウ》も忘れられません!
「優雅に深海移動するゲンゴロウの紳士」というアレな発注を、見事な癒し系キャラに仕上げた佐々木亮先生は流石だと思います。
ゆるキャラっぽい雰囲気満点のこのユニット……こ れ は 流 行 る! と、自分の中では密かに確信しております。
このブログをご覧になって、「ぜひ、このキャラを我が社(または公的機関)のマスコットにしたい!」とお考えになった各業界の偉い方がいらっしゃいましたら、まずは富士見書房の稲垣までお問い合わせいただければ幸いです。
続いて、はるかげ先生の《ラブスターズ》!
とっっっっっってもラブリーなイラストではあるのですが、見る度に「ネズミですら彼女がいるのに俺なんて……」とマジでヘコみます。
このイラストを見て私が落ち込んだのを見た同僚に、事情を話したら説明したところ思いっきり笑われました。
……俺が行動完了状態じゃなかったら、こいつにリアル闇の波動を食らわせてやるのに……。
なんて思ったりしませんよ。本当に。
そして、最後になりましたが、『英雄王の星誕』のパックの中にはごくごく稀に“ビジュアルフレーム”と呼ばれるイラストが全面に描かれたカードも封入されております。
最後の最後ということで、その中からこの1枚を紹介させていただきます。
渋カッコイイ鬼侍、Wolfina先生の《鬼斬りゴンドウ》です!
バランスの良い能力値に加え、[対抗]で大ダメージを与える秘剣「凪の弐番」を持つ強力なユニットなのは見ての通りですが、この渋さはたまりませんね!
この《鬼斬りゴンドウ》をはじめ、『英雄王の星誕』には“ビジュアルフレーム”バージョンのカードをご用意させていただきましたが、どれも通常フレームバージョンのカードも封入されておりますので、「枠がないと落ち着かない!」と言うような人もご安心ください。
でも、ビジュアルフレームはビジュアルフレームでとっても格好いいと思いますので、もしビジュアルフレームを引き当てたラッキーな方は、ぜひ大会などで使っていただければ嬉しいです。
と、言うことで、(途中お休みもありましたが)2か月に渡りモンコレの新カードを紹介させていただきました「モンコレ・クロニクル・HEROES」。いかがだったでしょうか?
今回の商品の開発にあたり、過去の10年の歴史が凝縮された「アニバーサリー・カードセット」後の、新しいカードセットということで加藤ヒロノリ先生を始めとするグループSNEの開発スタッフの皆様の苦労は相当のものだったと思いますが、その甲斐のある充実したセットになったと思います。
実際に商品を手にとっていただき、ゲーム内容とイラストをお楽しみにいただければ、とても嬉しく思います。
これまでお読みくださり、ありがとうございました。
これからも引き続き、モンコレをよろしくお願いいたします!