こちら株式会社ブロッコリー カードゲーム部 カードゲーム課 & Aquarian Age Staff Blog 「ブログに書いておきますね」

　ついに発売までカウントダウン状態に突入した、モンスター・コレクションＴＣＧの新作カードセット『英雄王の星誕』！
　そのカードセットに収録されるカードを、先行して紹介するこの企画。
　今回ご紹介するのは、こちらの往年の人気ユニット！

イラスト：森山大輔

　森山大輔先生の《ピクシー》です！

《ピクシー》の代名詞とも言える「沈黙の暗殺者」には「チェイン」が付き、さらにピクシー自身の防御力分のダメージが出せるように変更され、工夫次第で大ダメージを出せるようになりました。

《ピクシー》自身は風属性ですが、もしかすると、防御力を上げるカードが充実してる他の属性と組む方が真価を発揮するかも……？

　また、「チェイン」と付いてるからには、他にどんなカードと組むことができるのかも気になるところ。と、いうことで『英雄王の星誕』で他に「沈黙の暗殺者」を持つカードは、こちらです！

イラスト：森山大輔

　同じく森山大輔先生の《ピクシーの短剣》！

　装備するユニットがレベル２以下、という制限こそありますが、安定したダメージを［対抗］で与えることができるのは嬉しいポイントです。
　オススメは『神霊獣の咆吼』に収録されているレベル２で防御力３の《ドワーフ王国警備隊》に装備させることですが、ビジュアル的にピクシーとは全然違うのが難点ですかね！

　また、ちょっと分かりづらい表記で申し訳ないのですが、「沈黙の暗殺者」を起点効果とするチェインの宣言は、［普通］タイミングでも［対抗］タイミングでもどちらでもＯＫです。状況を見て使い分けましょう！

　また、カードの補足説明のついでに、私が「ちょっと効果がトリッキーかな？」と思った再録カードを、せっかくだから紹介・解説させていただきます。

イラスト：佐藤正浩

　佐藤正浩先生の《昔からある場所》です！

　この地形が持つ特殊能力「昔からある場所」は、「属性：聖or魔」のユニットを「即時召喚タイミング」の開始時に破棄するという、ちょっと特殊なもの。

　場合によっては、「即時召喚タイミング」開始時にパーティ全滅ということもあるかも知れません。
　ただ、そうなった時も、慌てず騒がず「即時召喚」の宣言をしてください。
　ユニットが全滅すると、ついそこで戦闘終了かと思ってしまいがちですが、「戦闘終了タイミング」まで戦闘が終了することはありません！

　もしも、あなたが「手札に『属性：聖or魔』のカードしかなくて、即時召喚できない……」という、“自軍パーティにユニットがいない”状態でも、「イニシアチブ決定タイミング」や「先攻＆後攻タイミング」は存在しますので、忘れずにお願いします。
　もしかすると、敵軍ユニットが《エナジー・ドレイン》を味方に打って、手札のドローをするようなケースも無くも無いと思いますので……。

　また、ものすごくレアケースですが、お互いのユニットが「即時召喚タイミング」の開始時にすべて破棄されて、しかも即時召喚できるユニットもいない……という場合も、厳密にルールを解釈するなら「イニシアチブ決定タイミング」から「戦闘終了タイミング」までプレイする必要があります。
　わざわざそんな事をするプレイヤーはいないかと思いますが、「ありえない事はありえない」のがモンコレの怖いところ。ガチ対戦中にそんなケースになったというご報告、お待ちしております。

　今回は、ルール絡みのこともあり、ついつい長くなってしまいました。
　もちろん、『英雄王の星誕』収録カードのＱ＆Ａについては、カードセットの発売とほぼ同じタイミングで公開予定ですので、解釈に困ったカードがありましたら、そちらを参照して頂ければと思います。

　それでは、次回の更新もお楽しみに！